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泣く、という事

泣ける作品、と素晴らしい作品に連関があるかという事。
いやま、「この冬一番泣ける映画!」みたいな謳い/煽り文句もあるけど、真面目に考えればなかなか難しい問題で御座います、。

僕は良く泣く人間で、卒業式やら離任式など、大きな別れの場で泣かなかった事はないのです
が。
別に泣かなくても良かった(←ここ傍点ふりたいところだ)のです多分恐らく。
でも泣くってのはやはり浄化作用があるもんでね、これは色んな人に聞いてみたいところだけど、まぁほぼ間違いなく泣く、という行為は気持ち良いもんであろうと。だから泣ける時には我慢せずに、むしろ半ば無理やり涙を流す訳で御座います。僕は。

しかし恐らく人の強度を上げる涙と下げる涙とあると思うのですよ、これは大した論考がある訳ではない、ぱっと思っただけなんでまだ何とも言えないのだけどね。

前いとうせいこうと奥泉光がうちの大学で文芸漫談(笑、いやでも面白かったし興味深かった)をやっていて
その中で奥泉さんが「文学力をキーワードとしてオしていこうと思ってる」てなニュアンスの事を若干オドケテ喋っておりました、
文学力とは。多少の圧では流されない様な、多少の事では感動しないような力、という様な事だったと記憶しております。
つまり世界の中心で愛を叫ばれたくらいでは涙を流さない様な、という事でしょう。

恐らく単純な話でね、少し近代的な価値基準かなぁという様にも思うのだけど、
この様な時代だからこそ強い主体を求めるという運動も必要だろうとは思います。

勿論その様な文学力をつけた人間に対して、「不感症」「冷たい人間」「もったいない」みたいな批判も上がるだろうとは思いますが、逆に彼らの方がよりヒューマニティ溢れる温かい人間であり、面白いモノをより多く見ている様に思います。

なんだ、こう見てみれば本当に単純な話で、こんな事高校1年の時に考えていたなぁなどと思う訳ですが、
自らもある程度様々な思想やら作品に触れて文学力をつけた現在はより説得力を持って同じ事を語る事が出来た様になってきた、と自負しております。(実際には「同じ事」、でもないのだと思いますが。内実は。)
実際高校三年で初めて女性と付き合い始めた直後に『世界の中心で~』を読んだ際には苦しくて苦しくてどーしょーもなかったです、ハイ笑、あの時は本当に何も見えていなかったのだと、思うばかりで御座います。



ん…少し本題から外れてしまった。
「素晴らしい作品は泣けるのか?」って事もちょっと書いてみたいのですが
長くなってしまったのでまた明日にでも。
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テーマ : 思うこと
ジャンル : 学問・文化・芸術

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kenken

Author:kenken
ベルクソン、フランス現象学辺りから時間/イメージ論にアプローチしております。
哲学をする、事は演劇をする事であり、演劇研究は哲学でしかあり得ないという考えの下に、両者の関係をより精緻に見ていきたいという所存で御座います。
いずれ演出、俳優業も再開したいなぁ、などと!


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