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『涼宮ハルヒの消失』

鈴宮ハルヒの消失

昨日ちらと書きましたが劇場版『涼宮ハルヒの消失』を芝居の仲間と共に観てまいりました
(ちなみに昨日の日記ではスズの字に誤りがありました、がそのままにしておこう)
…と言っても6人分のチケットの内2枚は離れたところだったので、僕と主催は単独で座っておりましたが
いや映画観る時って一人の方が良かったり、しないかね、流石に作品が作品だけに少し恥ずかしかったけどね!
上映までドゥルーズを読む。異質である明らかに。

以降ネタバレを含んでおります故、これから御覧になる方は、まぁお気をつけなさってください。
いや僕は基本的な舞台設定とかどんなキャラがいるとかどんなネタがあるのかとかは漠然と知っていたけど、
TVアニメも原作もまともに眺めた事がないもので、。「にわか」っぽい感想になってしまうのかもしれないすがご了承下さいてな感じで。

一人称の語りで物語が展開していくという手法は、小説ではかなり使い古されたもので、上手くやらないとこれは非常にお粗末なものになってしまう。恐らくその意味ではー…原作の表現形態はあまり誉められたものではないんじゃないかと思う。キョンの語り口は、まぁこういう少し頑張ってひねた比喩使う高校生いるよね、可愛い可愛い。くらいの感想を持ったので、小説だとあまり読む気がしないんじゃないだろうか、
読んでないのに勝手な事をww

それでも京都アニメーションの実力というのは流石(あんまり知らないのに)で、「12月18日の消失」から「YUKI.N>と表示される」までの、焦燥と希望と安堵という感情/シチュエーションの移り変わりには普通に感動してしまった。特に光陽園学院まで走るシーンの躍動感は、音楽と相まって素晴らしい効果を生みだしていた様に。
後は走る事、と一人称の語り、を併存させる事も良い方に働いていたんじゃないだろうか。これはアニメにしか出来ない事だよなぁ、とか。
ん、音楽は基本良かった。(時折流れるジムノペディは…ちょいと趣味に合わなかったけど。ジムノペディが好きじゃないんじゃなくて場面に合ってないんじゃないかとね)
映画館で観るのがそれこそ一年半ぶりくらいだったんで、その独特な音響効果にもやられた感じがあるかも。

加えて、萌えカルチャーにはあまり触れていず耐性のない僕は、一般人長門の萌え要素にまずやられてしまって、
もう良いじゃない!世界戻さなくて良いじゃない!とか思っちゃったりして
「キョンの所為で」プログラムが狂ってしまった長門が無意識に一般人長門を望み、時間?次元?を改変するという構造は普通に切なくなってしまった。対処策を残し、その決定権をキョンにゆだねるという仕方も。
この切なさには、「キョンは絶対にハルヒを選ぶ」という関係性も大きく絡んでいる様に。

…まぁ、作品として良かったのはそんなところかしら。様々な「次元」を取り上げると、やはり構造上に粗とか見えてくるもんで疑問を持ったりとか。ラストでそこまで感情説明しちゃだめぇええとか。だからまぁ、個人的にキタのは前半かしらね、。


他は何が興味深かったかって、映画館の雰囲気ね。そこに居合わせた人たちは、ある程度の情報を共有していて、何かしらのネタに反応する。しかしその共有の仕方はやはり独特なものがあり、「ジョン・スミス」という言葉への反応、「古泉のガチホモ系のネタ」への反応等様々なレベルが併存している。古泉の一挙手一投足には女性の笑い声が多かった。恐らくは「腐女子一般」を嫌うオタクはその反応に若干げんなりするんだろう。それでも会場はある種の不思議な一体感があるという。芝居観てても、普通の一体感すらあまり生まれないすよ、。

後はー…「萌え要素について」か、なんだかんだ言ってライトな感覚を持っている僕はやはり簡単に萌えてしまう訳だけど
こいつはやはり一考の余地があるというか、色んな人が色んなところで萌え理論を展開しているのも納得できるという話。
サブカル、ないしオタクカルチャー好きな男は理論の展開、ひいては哲学にも絶対興味あるだろうというのはまた別の話。

この世界は端っこだけでも知っといて良かったなと思った次第で御座います。
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Author:kenken
ベルクソン、フランス現象学辺りから時間/イメージ論にアプローチしております。
哲学をする、事は演劇をする事であり、演劇研究は哲学でしかあり得ないという考えの下に、両者の関係をより精緻に見ていきたいという所存で御座います。
いずれ演出、俳優業も再開したいなぁ、などと!


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